マイティ・ライダーズ“Evil Vibrations”のカヴァーで人気を博したアルバム・デビューから10年。ブレイケストラのカルロスを中心に結成されたLAの7人組が2作目を完成させた。ソウル、ファンクから昨今流行りのブギーディスコまで採り入れつつ、アシッド・ジャズにも通じる洒落た聴き心地にまとめた好盤。女性ヴォーカリストこそ交代したものの、バンドの爽快な演奏は10年を軽く飛び越える躍動感と開放感を持つ。