チリの地下シーンを牛耳る4人組が、セイクレッド・ボーンズ移籍後2枚目となる新作を発表。アンデスの伝統音楽にクラウトロックを合体させたようなムチャクチャぶりで、幻想的かつ不気味なシンセ&ギターや、プリミティヴなリズムがウニョウニョと躍動しています。セニョール・ココナッツの参加曲をはじめ、音の質感は人工的なのになぜか大自然の神秘を感じてしまう、奇天烈なサイケ・ロック盤ですよ。