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【tofubeatsの棚の端まで】第25回 SOUNDS FROM~ラッシュ・アワーから再発盤も登場した寺田創一氏について

極東の衛星都市よりステークホルダーに愛と情熱を込めて送る春色の連載フロム神戸!

 

 2015年に入ってからフューチャー・ベースバブルガムなやつ(結局、決定打っぽい言葉は出てこなかった気がしますが)など、〈今っぽいやつ〉がひと段落。アイドルに関しても区切りの事柄が多い気がしまして、野性爆弾風に言うと〈この世は殺戮の時代〉に突入したのではと思ったりもしますが、個人的には昨年末からアナログを新譜で買う動きが少々再燃。そんななか、ジャストタイミングで衝撃の再発ニュースが登場しました。

 

寺田創一 SOUNDS FROM FAR EAST Rush Hour(2015)

原稿執筆時にはまだアナログ盤しか出ていない状況なのでCDは手元にありませんが、内容に関しては折り紙付きの一枚。日本人らしさとハウス・ミュージックとしての完成度を兼ね備えた超名作。FERのCDは実はなんだかんだで入手していたので持っている音源も半数くらいにはなりましたが、現在は廃盤のアナログからも数々の名曲がコンパイルされています(アナログとCDではヴァージョンが少し違うものもあるので、そのあたりも気になりますが……)。これがオランダのラッシュ・アワーから出たのも嬉しいですね。オンリーワン。

 

 

BONNIE PINK Every Single Day -COMPLETE BONNIE PINK (1995-2006)- ワーナー(2006)

そんな寺田創一氏の仕事といえば現在はOmodakaなのですが、タワーでの取り扱いがない模様なのでそれは各自チェックしていただくとして、さまざまなアレンジやリミックスでその名前は拝見します。BONNIE PINK氏の『Just a Girl』に収録された“Thinking Of You(Album mix)”の原曲と違ったブレイクビーツは寺田さんの打ち込みだった模様。ベスト盤は生ドラムでこっちも最高なんですが、ぜひ比べてみて!

 

 

tofubeats STAKEHOLDER unBORDE(2015)

アメリカ人に囲まれた謎なジャケ写にではありますが、やっぱりテーマは〈日本人がクラブ・ミュージック的なことをやること〉についてなので、そのあたりはやはり寺田さんら先駆者の皆様の試行錯誤を踏まえずしてやるわけにはいきません。そのあたりの重要作、そろそろ再発とかもしてほしいな~なんて思いながら。エイプリルフールにリリースした僕の新譜もよかったら聴いてみてくださいね。

 

tofubeats(トーフビーツ)
90年生まれ、神戸在住のトラックメイカー。ライアン・ヘムズワースSMAPLike a Record round! round! round!くるりらの作品に関わるほか、『First Album Remixes』のアナログ盤も好評リリース中です。また、先行シングル“FRESH!!!”と新曲“ゆめであいたいね”をプロデュースした lyrical schoolのニュー・アルバム『SPOT』(T-Palette)も登場したばかり。そして上掲した自身のニューEP 『STAKEHOLDER』をリリース! その他の最新情報は〈www.tofubeats.com〉にてご確認ください!

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