ジャケを飾るのは15歳だった頃のマグショット……ってことで、4部構成で綴るライフストーリーの第1弾は、UGKや「ポケットいっぱいの涙」から随想する“All I Kno”、ファット・パットDJスクリューら地元の伝説を悼む“RIP”など、GラックBドンの路上感に溢れた意匠も相まって、いつも以上に哀愁を帯びた仕上がり。昨年他界した舎弟のマグや、要所にソウルフルな歌を挿入するZ・ロウの出番も素晴らしい。続きが楽しみ。