玄人筋も認めるサックス奏者、ダイナ・ステファンスがウォルター・スミス3世ら迎えた現代的で旨味たっぷりな新作 Criss Cross ジャンル ジャズ 出典 intoxicate 2015 April 戸畑春彦(タワーレコード本社) 2015.04.28 # コンテンポラリー・ジャズ # サックス DAYNA STEPHENS 『Reminiscent』 Criss Cross 2015 ジャズ # コンテンポラリー・ジャズ # サックス これまでのリーダー作でもジョン・スコフィールドやブラッド・メルドー、エリック・ハーランドら大物と多数共演、玄人筋から高い評価を受けてきたサックス奏者ダイナ・ステファンス。今作もアーロン・パークスやマイク・モレーノらスター奏者揃いの豪華布陣だが、特筆すべきはステファンスと同じくいまもっとも勢いのあるテナーのひとり、ウォルター・スミス3世の参加だろう。木管的な成分が強い音色など共通点も多い2人が抜群のコンビネーションで生み出す旨味たっぷりの音が、シャープで軽やかな現代的サウンドのなかで芳醇に香り立つ。最後のアモンズ/スティット曲でのみ解禁されるテナー・バトルも強烈!