INTERVIEW

横山ルリカ、現在の心境に同期したポジティヴな歌詞の世界観が強く響くニュー・シングル

【ZOKKON -candy floss pop suite-】第41回 Pt.1

横山ルリカ、現在の心境に同期したポジティヴな歌詞の世界観が強く響くニュー・シングル

現在の心境に同期する注目の新曲!

 アイドリング!!!9号こと(このフレーズが使えるのもあと半年あまりかぁ)、横山ルリカがニュー・シングル“七色のプリズム”をリリース! 前作“瞬間Diamond”から11か月――お待ちしておりました!

横山ルリカ 七色のプリズム CJビクター(2015)

 「アイドリング!!!での定期ライヴやリリース・イヴェントがたくさんあったので、歌からは離れてなかったですし、むしろ体力がついてるかなあって思います。“七色のプリズム”は、これまでに意外となかった曲調で、懐かしさも感じるし、すごく爽やかな曲。これまでのシングルはわりとロックな感じが続いてましたけど、今回は王道のJ-Popって感じですね」。

 〈自分らしさなんて 決めつけないで また新しい私 見つけに行こう〉――爽やかさをもたらすストリングスのアレンジも印象的な“七色のプリズム”は、ミッドテンポの曲調ということも相まって、これまで以上に〈言葉〉を聴かせることにフォーカスが絞られた楽曲だと言えそう。ポジティヴな歌詞の世界観もより強く響いてきます。

 「アイドリング!!!の〈全員卒業〉というのも発表されたタイミングですし、偶然ハマったというか、いまの自分の境遇に似ている、表してる歌詞だなってすごく思っていて。9年間続けてきたことを終えて新しいステージに進む、その〈決意表明〉みたいな歌詞ですし、自分を後押ししてくれる曲になりました」。

 カップリング曲にも注目。まず“紫陽花”は、“瞬間Diamond”のカップリング“初めての恋”に続く彼女にとって3曲目となる自作詞のナンバー。

 「初恋が叶ったその続きを書いたんですけど、“初めての恋”の主人公は女の子、今回は男の子になってるんです。男の子のほうが好きで好きで付き合うことになったカップル。男の子からこういうふうに思ってもらえたら幸せだろうなっていう女子の願望も入ってますね。タイトルは、季節感のある言葉が良いなあと思って、でも、5月に出すと決まったときに5月って何があるんだろう?と。桜は散っちゃってるし、じゃあ、遅いよりは先取るほうが良いと思って、梅雨の時期の紫陽花にしたんです。漢字にしてみても綺麗だし、花言葉が〈浮気〉とか〈移り気〉とか。花の色も土によって変わるから、揺らいでる気持ちを表すのにもいいかなあって」。

 さらにもう一曲が“明日のために”。こちらはメランコリックなR&Bテイストのポップ・ナンバーで。

 「初めて聴いたとき、すぐに身体に入ってきた曲です。失恋ソングって、すごく悲しい、立ち直れないような気持ちを歌っているものが共感を呼んだりしますけど、私自身は前を向いておきたいタイプので、〈明日のために〉っていうのが〈新しい人と出会うために〉っていう意味なんだろうなって勝手に思ってて、歌いながら〈イイ曲だなあ〉って思ってました」。

 昨年秋からアシスタントを務めている「競馬予想TV!」の選考オーディションを受けるあたって、徹底して競馬の勉強をしたというぐらい勤勉で努力家のルリカさん。音楽活動においても毎回少しずつ高くなっていくハードルをクリアしながら、歌い手としてのポテンシャルを着実にアップデートさせていく彼女。これからも目を逸らすことができませんね!
 

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