昨年、結成12年目にして初フル・アルバムを出したオランダの人種混成バンドが早くも新作を発表。迫力あるアンサンブルで熱気溢れるジャズ・ファンクを奏でるスタイルは前作同様だが、躍動感のあるダンサーやジャジーなスロウは、より艶やかに。イヴリン・カランシーの女声リードもムード満点で、滑らかなミディアム・グルーヴの“Finally Found”ではヘストンとデュエット。極上の歌と演奏でソウルの良心を取り戻す。