柔らかなカントリー風味があったり、フレンチっぽいジャジー・ポップがあったりするブラジルの女性歌手による新作。歌い方も弾むようだったり、ふわふわしていたり。マンドリンやバンジョーを連れて楽しげに歌う曲と哀愁を込めて歌う曲とでは、発声法も変えているようだが、いずれもオーガニックな演奏とヴォーカルの重なりが心地良い。英語版も収録されたキャッチーなピアノ・ポップ“Fred Astaire”が凄く良いですね。