大学卒業後にGoogleに就職するも自身の夢を捨てきれずラッパーに転身したという異色のMC、フッディー・アレン。とにかくファンとの距離を密接に保ち、着実にその名を広めてきた彼のデビュー・アルバムがインターナショナル盤で再登場。エド・シーランを迎えた“All About It”をはじめ、ポップ・テイストの楽曲が並ぶ。内省的なリリックがトレンドのメインストリームの流れとは一線を画す、普遍的な魅力に満ちた好作。