2年ぶりのソロ2作目が到着。前作の80s路線を行きつつも格段に幅を広げた内容で、歌詞にディアンジェロジル・スコットを引用したネオ・ソウルアース・ウィンド&ファイアファラオ・サンダースへの明確なオマージュ、かつてのインコグニートのスタイルに回帰したようなアシッド・ジャズ~ラテン風味など、自身に染み込んだ音楽を隠さず捻らず引き出していったような内容。こんな爽快で楽しい懐古なら大歓迎だ。