ロンドンのハードコア・パンク・バンドによる4枚目のアルバム。UK的なダークで湿り気のあるサウンドにカオティックなヴォーカルを絡め、独自の迫力を生んでいる。全体の雰囲気としてはとても硬派だ。速さで押し切るだけではなく、曲調に幅があり、グランジっぽいミディアム・テンポのナンバーまで装備。敬愛するグレッグ・ジンブラック・フラッグ)直系のギター・フレーズが、随所で顔を出すのも効果的である。