ユニオンシティ出身で長いキャリアを誇るリル・コナーと、これまでも互いの作品で絡んできたサンノゼのトラブルズが丸ごとコラボ作品をリリース。アイズレー・ブラザーズをベタ敷きした導入からラティーノ・ラップらしい甘みが滲み出てくるが、以降はギラギラしたビターな路上感もバランス良く配合され、哀愁を噛み締めるような硬軟自在のチンピラぶりが楽しい。馴染みのダヴィーナメリッサら女声の存在も好作用。