7月に日本ツアーも控えるモントリオールの3人組が放った3作目。ブルー・ハワイの一員としても活躍するラファエル嬢のミステリアスな歌声をふわふわと浮かばせ、その周りをダイナミックなドラムスや、ジャジーだったりクラシカルだったりする鍵盤の音色で固めています。ドリーム・ポップ通過後のポスト・ロックといった心地良い音なんですが、歌詞のテーマは虐待や性差別など重たく、一筋縄ではいきません。