US録音の『Home』が前に日本で話題となったスイスのシンガー・ソングライター。名前からしてジャスティン・ティンバーレイク風な表題曲を聴けば、トレンドに瀕してファンク/ディスコに寄せてきた感じは明白ながら、もともとプリンス好きでマイケル・ジャクソンマルーン5らの影響も窺わせていただけにお仕着せめいた計算は皆無。ひたすらな軽快チューン中心に、カントリーっぽい歌唱にも朗々と及ぶ率直さが好ましい。