DISC GUIDE

アルバムで楽しむジェイムズ・ブラウンのステップ(2)―66年~69年までの作品をまとめて紹介

【特集:いまひとたびの、ジェイムズ・ブラウン】 Pt.3

FUNKSTATIC JOURNEY OF JAAAAAMES BROOOOWWWWNNN!!!!!!!
[ 緊急ワイド ]いまひとたびの、ジェイムズ・ブラウン
その男が天に召されて早くも9年の歳月が飛び去っていった。それでも、いまだに彼を超えるスーパーバッドは登場していない。今回は話題の伝記映画の副読本 として、ファンクの生命力とソウルの神通力を全身で鳴らしたJBの前進の歴史を、膨大な作品(の一部!)と共に追いかけてみよう!!!!!!!!!

 


 

SELECTED DISCOGRAPHY
今回のリイシュー作品を中心に、アルバムで楽しむJBのステップ(2)

 

JAMES BROWN Live At The Garden King/ユニバーサル(1966)

ニュージャージー州のラテン・カジノで行われたライヴの実況盤。過去2枚のライヴ盤と違って、中心となるのは〈ファンキー・ソウルのJB〉としての熱く激しいパフォーマンスだ。JBも観客も絶叫しまくりで興奮度大。 *林

【参考動画】ジェイムズ・ブラウンの66年のライヴ映像

 

 

JAMES BROWN It's A Man's Man's Man's World King/ユニバーサル(1966)

泣き節全開となるドラマティックなバラードの表題曲を軸に、JBの歌の上手さを伝えるような曲を集めた作品。例によって古い曲も多いが、女声コーラスを交えたジャズっぽい“Ain't That A Groove”が直近でヒットした。 *林

 

 

JAMES BROWN Raw Soul King/ユニバーサル(1967)

66~67年録音の曲が中心。ジミー・ノーランのギターが冴え渡る“Let Yourself Go”とジャボのドラムが躍動する“Bring It Up”というファンキー・ソウルの名曲を収録したアルバムで、まさしく生々しいソウルが連発される。 *林

 

 

JAMES BROWN Cold Sweat King/ユニバーサル(1967)

ミッドテンポのリズムに乗ってエネルギッシュに歌い上げる、典型的なJBファンクの表題曲で開幕。64~67年の録音曲で構成され、オーケストラをバックにスタンダードを歌い、リズム&ブルース名曲も自己流に聴かせる。 *林

 

 

JAMES BROWN I Can't Stand Myself When You Touch Me King/ユニバーサル(1968)

いよいよシンプル&ミニマル化する演奏と共に、ファンキー・ソウルの絶頂を極めた頃の傑作のひとつ。一時期バックを務めていた白人バンド=ダップスを従えた表題曲は、とりわけ歌のリズム化も甚だしいクールな逸曲だ。珍しくボビー・バードとのデュエットも収録。 *出嶌

 

 

JAMES BROWN I Got The Feelin' King/ユニバーサル(1968)

上掲作のノリを進化させた表題曲で反復の美学を延々と追究する一方、トニー・ベネットで知られるスタンダード“If I Rule The World”やヴィッキー・アンダーソンとのデュエット、ブルース路線など、従来型の濃厚な歌心も忘れない。 *出嶌

 

 

JAMES BROWN Live At The Apollo Volume II King/ユニバーサル(1968)

名作の誉れ高いアポロ実況盤の第2弾。怒涛のファンキー・ソウル連発、初期のバラード~ジャンプ曲、マーヴァ・ホイットニーとのデュエットなど、後に繋がるJBレヴューのスタイルを提示したような記念碑的な一枚だ。 *林

 

 

JAMES BROWN Say It Loud -I'm Black And I'm Proud King(1969)

キング牧師暗殺の翌年に出された本作は、黒人としての誇りを高らかに歌い上げた表題曲でスタート。だが、コンセプト性はなく、既発曲も含む。ジャボのドラムで聴かせる“Licking Stick”はファンキー・ソウルの傑作。 *林

 

 

JAMES BROWN The Popcorn King/ユニバーサル(1969)

表題曲は当時流行のダンスに反応した曲で、これを筆頭に全編がインストとなるアルバムだ。楽曲はファンキー・ソウルを中心に、ジャズも少々。クライド・スタブルフィールドフレッド・ウェズリーらの名演が光る。 *林

 

 

JAMES BROWN It's A Mother King/ユニバーサル(1969)

『The Popcorn』と同じく〈ポップコーン〉ダンスのブームに対応した人気盤で、こちらは歌ものがメイン。プリンスも後に借用する“Mother Popcorn”など、急進的な活動家イメージから離れるべくあえて楽しくダンスに興じた側面もあるのか。 *出嶌

 

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