DISC GUIDE

アルバムで楽しむジェイムズ・ブラウンのステップ(3)―70年~72年までの作品をまとめて紹介

【特集:いまひとたびの、ジェイムズ・ブラウン】 Pt.4

FUNKSTATIC JOURNEY OF JAAAAAMES BROOOOWWWWNNN!!!!!!!
[ 緊急ワイド ]いまひとたびの、ジェイムズ・ブラウン
その男が天に召されて早くも9年の歳月が飛び去っていった。それでも、いまだに彼を超えるスーパーバッドは登場していない。今回は話題の伝記映画の副読本として、ファンクの生命力とソウルの神通力を全身で鳴らしたJBの前進の歴史を、膨大な作品(の一部!)と共に追いかけてみよう!!!!!!!!!

 


 

SELECTED DISCOGRAPHY
今回のリイシュー作品を中心に、アルバムで楽しむJBのステップ(3)

 

JAMES BROWN Ain't It Funky King/ユニバーサル(1970)

表題となったクールなファンクを目玉とする一枚。ジャボクライドの2大ドラマーが後ろに控え、JBがオルガンを弾いたインスト盤で、ここでの“Cold Sweat”は歌パートをギターが担っている。メイシオのサックス・ソロも快演。 *林

 

 

JAMES BROWN It's A New Day -Let A Man Come In King/ユニバーサル(1970)

表題となった2曲を中心に逞しいファンキー曲が飛び出す名作。JBの激唱やバックとの掛け合いも含めて血湧き肉躍る“It's A New Day”とタイトな“Give It Up Or Turnit A Loose”のカッコ良さには痺れるしかない。 *林

 

 

JAMES BROWN Motherlode Polydor/ユニバーサル(1988)

67~76年の未発表曲/テイクを蔵出しした、編集盤ながらも重要視されている一枚。録音時期は多岐に渡るものの、JBらしさの根源がファンキーに全開となったパワフルな録音揃いなのはやはり凄い。 *出嶌

 

 

JAMES BROWN In The Jungle Groove Polydor/ユニバーサル(1986)

サンプリングやレア・グルーヴ人気の高まりに対応した明快な編集盤で、“Funky Drummer”や“Get Up, Get Into It, Get Involved”など、オリジナルJB'sの演奏を含む怒濤の69~71年録音が燃えて粘る。1枚だけ聴くならこちらを。 *出嶌

 

 

JAMES BROWN Sex Machine King/ユニバーサル(1970)

録音し直されたゲロッパな表題曲を筆頭に、JBファンクの完成を宣言したかのような内容。ブーツィーらを招いた擬似ライヴ仕立てのスタジオ録音曲と故郷オーガスタでのライヴ音源から成り、ハードでタフなJBの姿を伝える。 *林

 

 

JAMES BROWN Super Bad King/ユニバーサル(1971)

みずから〈超ヤバい!〉と謳って幕を開けるキングでの最終作。擬似ライヴ仕立てで、ジャボやブーツィーらのオリジナルJB'sによる激しいグルーヴと一体になって吠え歌う表題曲が最高だ。ヴィッキー・アンダーソンとも共演。 *林

 

 

JAMES BROWN Love, Power, Peace: Live At The Olympia, Paris 1971 Polydor/ユニバーサル(1992)

71年3月にオランピア劇場で行われたライヴを収めた一作で、当時キングからのリリース予定もあったものだそう。オリジナルJB'sを従えた唯一のライヴ音源集という意味でも貴重。しかもカッコイイ。 *出嶌

 

 

JAMES BROWN Hot Pants Polydor/ユニバーサル(1971)

ポリドール移籍第1弾。フレッド・ウェズリー含む新生JB'sをバックに4曲の長尺ファンクを披露する内容で、いま聴くとミスティカルみたいな表題曲とタイト&ルーズな“Escape-Ism”が強力だ。いわゆる〈黒さ〉が充満。 *林

 

 

JAMES BROWN Revolution Of The Mind Polydor/ユニバーサル(1971)

アポロでのライヴ実況盤の第3弾。今回は完全にファンカーとしてのステージで、60年代後半以降のファンク名曲を中心に、ボビー・バードとも掛け合いながらシャウトを交えて豪快に歌い倒していく。もの凄い緊張感だ。 *林

 

 

JAMES BROWN There It Is Polydor/ユニバーサル(1972)

メッセージ性を強めたアルバム。ポエトリー・リーディング調の歌を乗せたブルージー&ジャジーな社会派のスロウ“King Heroin”で新境地を開いた。表題曲や“Talkin' Loud And Sayin' Nothing”などのファンクも上出来だ。 *林

 

※【特集:いまひとたびの、ジェイムズ・ブラウン】の記事一覧はこちら

タグ
40周年プレイリスト
pagetop