惑星ミューからは早くも3作目、と相変わらずの多作ぶりを発揮するエコープレックス。ゴツゴツしたインダストリアル・ビートをノスタルジックなシンセの湖に浮かべ、ドロドロに溶解した8ビット・ファンクが疾走、アシッディーなシンセがいい塩梅の束感でリフレイン……と、新参ながらもレーベルのプロパー・イメージを見事に体現。エイフェックス~オウテカ嗜好者は確実に棚に刺しておいてほしい額面通りの最高傑作。