プロデューサーやレーベル・オーナーとしてブラジル国内外に名を轟かせる、リオ出身のマルチなシンガーが放った初のアルバム。シンセ&エフェクトを多用し、地に足の着いてない浮ついたキラキラ王道80sポップス的なサウンドに、主役の中性的でテンダーで夢見心地で能天気な囁きヴォーカルが重なって、過剰なほど多幸感溢れる内容に仕上がっています。天然なのか、狙っているのか。怪作……いや快作です!!