〈英国のJB's〉とも称されるジャズ・ファンク・バンドの7作目。前作ではそのJB一家からマーサ・ハイを迎えていたが、今回はジェイムズ・ジュニアなるシンガーを全面に起用している。新進ヴォーカリストの歌声に幅を持たせるためか中身は実にヴァラエティーに富み、ブルー・ノート風ジャズ・ボッサな表題曲や得意のJB's調、スタックスカーティスミーターズ風などをキレ味良く披露してゆく内容はまさに現代産レアグルーヴ。