4 the SUMMER in you
[ 特集 ]夏フェスを聴こう、2015。

今年もこの季節がやってきました! 楽しい日々をもっと楽しくするために、スケジュール調整といっしょに耳の夏支度もそろそろ始めませんか~!?

 


Billboard JAPAN Party! 100% Funky Beach -We Feel Good-
バンド・セットで登場のタキシードに加え、ザップやジェイムズ・ブラウンの魂も〈サマソニ〉に降臨!!

 

 世界でもっとも信頼される音楽ブランドとして、実に100年以上の歴史を誇る米〈Billboard〉。そのマスター・ライセンスを保有するBillboard JAPANが、東京(六本木・東京ミッドタウン)と大阪(梅田・ハービスPLAZA ENT)で運営しているクラブ&レストランこそ〈Billboard Live〉だ。さまざまなジャンルから国内外のトップ・アーティストを招聘したパフォーマンスと共に、美味なる料理とドリンクを楽しめる上質なエンターテイメント空間を提供しているそのステイタスについてはもう説明する必要もないだろう。

 ジャズやAORから、ソウル/R&B、ロック、クラブ・ミュージック、J-Popなど多様な音楽を届ける〈Billboard Live〉だけあって、スティーリー・ダンの来日公演を実現させて話題となったこけら落とし(2007年8月)から、まだ記憶に新しい先日のロバート・グラスパー・エクスペリメントに至るまで、出演アーティストのタイプも非常に幅広い。そのなかでもソウル/ファンク系の伝説的な大物による公演が特に印象深いという人も多いのではないだろうか。大雑把に列記するだけでも、ジョージ・クリントンブーツィー・コリンズメイシオ・パーカーロイ・エアーズキャメオラリー・グラハムクール&ザ・ギャング……と、その招聘リストはとんでもない豪華さ。なかにはボビー・ウーマックベンE・キングチャック・ブラウンのように二度と観ることのできない名もあり……つまりは貴重な一期一会の熱気を常に日本のライヴ・シーンに届けてきたということだ。

 そういった盛り上がりはクラブの内に留まらず、2014年には〈SUMMER SONIC〉内の〈Beach Stage〉において、プロデュースを手掛けるビーチ・パーティー〈Billboard JAPAN Party〉を初めて開催。デ・ラ・ソウルピート・ロック&CL・スムースファーサイドといった90年代ヒップホップのレジェンドたちを集結させ、ビーチの熱気をグッド・グルーヴで見事に演出した。そして、そんな〈Billboard JAPAN Party〉が、今年も〈SUMMER SONIC〉の〈Beach Stage〉を舞台に開催されることになったのである。

 その名も〈100% Funky Beach -We Feel Good-〉と題して届けられる今年の〈Billboard JAPAN Party〉は、ダフト・パンク“Get Lucky”からマーク・ロンソン“Uptown Funk”に至るまで、ここ数年の世界的なトレンドとなっている〈ファンク〉の隆盛ぶりをさまざまな角度から反映して、注目すべき3組のアーティストがラインナップされている。

【参考動画】タキシードの2015年作『Tuxedo』収録曲“Do It”

 

 まず1組目は、ストーンズ・スロウから放ったアルバム『Tuxedo』が日本でもロング・ヒットして話題沸騰のタキシード! お馴染みメイヤー・ホーソーンジェイク・ワンのコンビがディスコ~ファンクへのオマージュをモダンに響かせるユニットで、しかも今回は堂々とフル・バンドを率いての登場だ。4月にはDJセットでの来日公演も実現しているが、バンド・セットで臨むこの夏の彼らは一味違うホットで爽やかな心地良さを約束してくれることだろう。

PHOTO:MASANORI NARUSE

 

 2組目には、故ロジャー・トラウトマンが率いた80年代を代表するファンク・バンド、ザップがエントリーだ。7月からザップ・ファミリー関連の名盤リイシューが始まるというタイミングもバッチリだが、いずれにせよ豊かなエンタメ精神を下地にブルースもジャズもロックも呑み込んだ元祖パーティー集団の本領を発揮してくれるのは間違いないだろう(タキシードがネタ使いしたロジャーの“Do It Roger”も披露してくれるはず!?)。

PHOTO:YUMA TOTSUKA

 

 そして3組目は、偉大なJBにスペシャル・パフォーマンスを捧げる、オリジナル・ジェームス・ブラウン・バンドだ。映画「ジェームス・ブラウン 最高の魂を持つ男」公開後という、こちらも絶好のタイミングだが、今回オン・ステージするのはJBのバンドでお馴染みのフレッド・トーマストニー・クックを含む演奏メンバーたちで、ヴォーカルには長きに渡ってJBの脇を固めてきたR.J.ことルーズベルト・ジョンソン、JBバンド出身のディーヴァとしてマーサ・ハイが参加。しかも名調子で知られるMCのダニー・レイも登場するというから、ファンならずとも熱狂は必至だろう。 

 そのJBバンドのトニー・クックがストーンズ・スロウからブギーな再構築盤『Back To Reality』(2010年)を発表していたように、言うまでもなく古今のファンクは、まさにFeel Goodなグルーヴを通じて脈々と繋がっている。各々が〈Billboard Live〉で単独公演も行う予定なので、この夏は心ゆくまで〈ファンク〉で踊り明かそう!  

 

※【特集:夏フェスを聴こう、2015。】の記事一覧はこちら