プリペアド・ピアノの可能性を探究し、圧倒的に美しくも実験精神に満ち溢れた名作を生み出してきたハウシュカが昨年秋に行った来日公演の湯布院での模様を収めた自身初となるライヴ・アルバムを発表。《Yufuin》と題された計40分程の演奏は打弦楽器としてのピアノの在り方をいわば〈解放〉していくかのように自由でありながら勇壮。最新オリジナル・アルバム 『Abandoned City』録音時のアウトテイク…とは呼び難い程に素晴らしくハイクオリティな未発表曲や、近年交流を深めるデヴェンドラ・バンハートによる所謂フロア仕様では全くない美しく幽玄なアンビエント・リミックスを日本独自編集盤として収録。