〈キューバのガーシュイン〉とも称される音楽家、エルネスト・レクオーナの生涯を辿ったドキュメンタリー映画のサントラ。19世紀生まれという歴史上の人物が残した楽曲を、チューチョ・バルデスゴンサロ・ルバルカバミシェル・カミロが各々の楽団で披露している。革命後の故国に馴染めずNYに眠る偉人の思いを想像すれば、54年ぶりの玖米国交回復というこのタイミングで聴くのも意義深いかも。

【参考動画】チューチョ・ヴァルデスとベボ・バルデスによる“La Comparsa”演奏映像