ジャーマン・ロック・ミーツ・ジャズ! クラフトワークなどのエンジニアとして知られるコニー・プランクが手がけたデューク・エリントンの未発表の録音がCD化された。プランクはかつてピアソラを手がけたこともあるという隠れた経歴もあり、エリントン楽団の音を手がけたとしても不思議ではないが、サンラー・ミーツ・ジョン・ケージとまでは行かないまでも、プログレ・ファンには新鮮な未発表作品だろう。果たしてジャズ・ファンはプランクの音をどのように受け入れるのか“?”だが、新鮮なエリントンと出会えるであろうこの新譜、ぜひ、両ジャンルから歓迎して欲しい仕上がりである。