これまでの2作がラサーン・パターソンらを引き合いに賞賛された、フィリー出身のインディー・シンガーによる6年ぶりの3作目。そのラサーンにも通じるテイストを今回も基調にしており、しなやかで色気ある中高域のヴォーカルで、ネオ・ソウルプリンス風味を醸しながら歌う。楽曲はブルーノ・マーズなどにも関わるニードルズが手掛けており、穏やかなメロディーから希望が滲み出る“Hope”を筆頭に、とにかく良い曲揃い。