ヴェッセルハクサン・クロークを輩出したインディー・ディストピアの総本山、トライ・アングルの2014年ファースト・リリースは、ミルウォーキーのグライム・プロデューサーであるSDライカの2年ぶり2枚目の楽曲集。2011〜2012年頃に録り貯めた音源だそうだが、この不穏なムードに耳をつんざく暴力的なビートはまぎれもなく〈いま〉の音。それにしても、〈腹切り〉とはこれ如何に。