ミッチ・イースターがプロデュースし、DB'sのクリスやREMマイクも駆け付けたノース・キャロライナの5人組による6作目。フォーク・ロックパワー・ポップを行ったり来たりしながら、チェンバー・ポップ、キャバレー音楽、さらにはエキゾ・ラウンジにまでリーチする意外性がおもしろい。温もりのあるポップなメロディーを紡ぎながら、それをちょっとシュールなアレンジでまとめ上げる点にセンスの良さを感じる。