UKテクノの礎である彼らが20年を超えたいまなお、精力的な活動を続けていることには嬉しさと驚きが同居する思いだ。前作リリース後のこの2年間にもEP制作やライヴをやってるし、〈TAICOCLUB'14〉で来日もしてるし、もう動きが若手である。で、この新作はダークなドロッとした雰囲気が漂っていて、アブストラクトな音響モノからシリアスなミニマル・トラック、重いロウ・ビート・テクノなど聴き応え十分。流石。