99年よりチリで活動するクンビア・バンドが、本場コロンビアをはじめ、メキシコやアルゼンチンなどに赴いて完成させた新作。中南米全体からの広い視点で音作りに挑んだ感があるが、ラテン・ミュージックの細かい知識はなくとも身体が反応してしまう楽しい出来だ。大型ロック・フェスにも引っ張りだこで、毎度ライヴは大盛り上がり。そのステージで培った演奏にはパンキッシュな不良感も漂っていて、そこが最高!