ニコラス・ペイトンの問題作『Numbers』で全編の演奏を司り、個々がブランドン・ウイリアムズケンドリック・ラマーらの楽曲に参加もしているブッチャー・ブラウンの面々が集まって、ケリ・ストローブリッジをヴォーカルに据えたユニットでアルバムを発表。味で聴かせるプリンスっぽい歌唱は、意識しているであろう同郷リッチモンドの先達ディアンジェロと比べると正直アレだが、クリーミーな演奏の一体感は悪くない。