地元のハダースフィールドに関するドキュメンタリー・プロジェクトの一環として制作されたというニュー・アルバム。政治的な意味合いも含んでいるんでしょうが、それにしても美しい音響です。霞がかった空間にエレクトロニックな音の波が行ったり来たりして、歌が何の違和感もなく溶け込んでいる、リラックスした感じも良いですね。トム・ヨークジェイムズ・ブレイクの系譜ですが、UKトラッドの匂いもします。