スペインはアンダルシア地方の出身ながら、現在は中南米に拠点を移して活動しているエクトール・ゲーラの編集盤です。ここで彼が聴かせるのは、デジタルなクンビアにヒップホップを掛け合わせて哀愁たっぷりなメロディーも練り込んだ混血グローカル・ダンス・サウンド。初期オゾマトリのようなレゲエ風味のクンビアや、ダサかっこいいディスコ・ラップ的な曲もあったりして、いろいろ楽しめるアルバムです。