この待望のセカンド・アルバムは、様式化して久しいモダン・ブルースがここへ来てまた一段階新しい領域に入ったことを思わせる、オシャレでカッコイイ内容だ。クラプトンも認めたというテクニックに裏付けられたギター・プレイを活かしながら、ライト・ソウルやロックのエレメントも採り入れる――手法としてはわりとありがちだけど、それをここまで洗練された形でまとめ上げている作品とはそうそう出会えない!