カナダを拠点にグローバル・ビーツを鳴り響かせる6人組の5作目は、ズーククーペデカレなどフランス領圏のアフリカ音楽がテーマ。それらの陽気なクラーベと、お得意のファンキーなアフロビートが入り乱れ、身体の芯から熱くなるポリリズムまみれの全10曲だ。今回は全編にヴォーカルを配しており、涼やかな女声入りのハイライフ調“As The World Turns”やソウル・ナンバー“It's Gonna Rain”で聴かせる洗練も流石。