キャリア20年超えにしてこの疾走感! パンキッシュな先行カット“C'est La Vie”で幕を開ける本作は、ケリーの歌声が伸び伸びと力強く響き渡り、短調の曲が並んだ前作と比べて随分と若さ/明るさを取り戻した一枚だ。オーケストラを用いたドラマティックなナンバーから、初期衝動全開のストレートなロックンロールまで、とにかく好きな音楽を演りたい!というピュアな欲求が伝わってきて、ワクワクせずにはいられない。