LAのシンガー・ソングライターによる2作目だ。昨年のシングル“Honey, I'm Good”が、全米チャートをグングン上昇してロング・ヒット。それを受けての世界デビュー盤がこれで、2011年発表の人気曲も追加収録されている。全編ひたすらキャッチーで明るいポップ・チューンばかり。それはもう、出会った瞬間に肩を組んできそうなくらいのフレンドリーさで、深読みが必要なところなど一切ない。“Honey, I'm Good”の歌詞は〈カワイイお姐ちゃんに誘われたら1杯くらいは飲んで行きたくなるけど、浮気はマズイからやめとくよ〉ってなもので、そうした歌をソウル・ポップとカントリーが合わさった陽気なサウンドに乗せ、マルーン5アダムに近い声で披露するのだから実に爽快。晴れの日にピッタリ!