T.I.率いるグランド・ハッスルに所属し、いち早くメジャーでの成功を収めたヤング・ドロー。前作収録“FDB”のヒットでふたたび息を吹き返し、クルー・コンピ〈G.D.O.D.〉シリーズへの連続参戦も挿んで、2年ぶりのアルバムが届いた。かつてのトラップな雰囲気を残しつつ現行アトランタ・シーンのトレンドも巧みに配合した内容で、“Ugh”や“Hustle Gang”における絶好調なゼイトーヴェンとのコラボが特に光っている。