手作り感たっぷりのチルウェイヴから、洗練されたサウンドに移行し、この3作目ではジャケのイメージそのままにヴェイパーウェイヴフューチャー・ファンク路線へ! 粘り気のあるビートやこもった音質のサンプリング、奇妙な旋律のシンセを軸としたプロダクションはスカイラー・スペンスに通じるが、そこに歌謡テイストのヴォーカルを乗せることで、彼とは違った人懐っこいポップさを作り上げている。いま聴くべき一枚!