引き続きオマー・ロドリゲス・ロペスがバックアップした、サンフランシスコの3人組による新作。ガレージ・ロックをベースに、パンク・ファンクあり、ブルースあり、サイケありのサウンドを展開し、バンドの顔であるテリ嬢のエキセントリックな魅力が遺憾なく発揮されている。人懐っこさとフリーキーさが良いバランスで共存しているのは、イギー・ポップジョン・フルシアンテも呼んできたオマーの手腕か。