シニア世代のブギー・ファンカーが2年ぶりに放つ5枚目のアルバムは、今回もフランス発ながらB・トンプソンと同じレーベルに移籍しての再出発盤に。ドッグ・マスターらと共ににトークボックス客演もしているヒック・ボックスの全面プロデュースとなる今作もシンセ・ベースやカッティング・ギターなどを用いて80s感を再現したアーバンかつGなファンクの連続で、アッパー度は2割増し。熟した渋柿の如きヴォーカルも好調だ。