昨年のアンタイ移籍作が評判を呼び、〈ポスト・ウィルコ〉の最有力候補に躍り出たオルタナ・カントリー集団。この新作ではエフェクターを駆使したり、ノイジーなエレキやシンセの音を挿んだりして、生音主義から脱却。持ち味の緩やかなグルーヴを保ちつつ、ロック的なダイナミズムを手に入れている。エモいヴォーカルや分厚いコーラスも、大きなライヴ会場で演ることを意識した!? 本格的なブレイクを予感させる一枚!