Mikikiに掲載しているレヴュー記事の、11月9日~11月15日の週間アクセス・ランキングを発表します!

 

 

今週は英訳レヴューが公開された赤西仁の初作『Me』が首位に返り咲きました。

注目は、4位にランクインしたUK5人組、ナッシング・バット・シーヴスの初作。繊細なバンド・アンサンブルを積み重ねていきコーラスで一気にバーストする、スケール感のデカいギター・ロックにポテンシャルの高さが窺えます。加えて昨今のUSメインストリーム・ポップを彷彿とさせるエモーショナルな歌唱も◎。レヴュー本文にも〈アークティック・モンキーズ、あるいはミューズのポストを脅かす存在になるかも〉とありますが、それも納得の大型ニューカマーです!

また、7位のUN.a『Intersecting』もオススメ。中村浩之宇津木紘一によるエレクトロニカ・ユニットの初作です。複雑なリズム・プログラミングと柔らかな上物が編み出す美麗な2010年代ビート・ミュージック。9位にランクインしたワンオートリックス・ポイント・ネヴァーのワープ移籍後2作目、10位の泉まくらの新作EPとも合せて聴きたい電子音楽の逸品に仕上がっています。

トップ20内では、女性シンガーのエル・キング『Love Stuff』を要マーク。シングル・カットされた“Ex's & Oh's”がただいま全米ビルボード・チャートを急上昇しています。ハスキーな歌声とブルースを基にダンサブルにアップデートしたサウンドが滅茶苦茶キャッチー。今後日本でもさらに名前が広がっていきそうですので、なにとぞお見知りおきを!