ジャケを墓碑で統一した品番40~50のシングル11枚をもって活動を終了する50ウェポンズ。オリジナル・アルバムとしては最後になりそうなのが、このベンジャミン・ダメージによる2年ぶりのソロ作だ。引き続き90年代っぽい感触で迫ってくる重厚なテクノ空間は、臆面なく往時のエイフェックス・ツインを連想させるもの。ベーチャン系やアシッドの応酬も有終の美を意識した類のものではなく、無慈悲にフロアに刺さる好トラックだらけ!