バステッド再結成の噂が流れるなか、ドラムスやピアノを担当していたチャーリー率いるファイトスターの新作が6年ぶりに登場。トリヴィアム作品などで名を上げたカール・ボウンにプロデュースを依頼し、エモーショナルなオルタナ・メタルがへヴィ―に進化した印象だ。また、哀愁のメロディーと美しいハーモニーもさらに磨かれ、ブランクを感じさせないどころか、結成10周年に相応しい成熟を感じさせる出来となった。