フレンチ・モンタナ率いるコーク・ボーイズのメンバーで、今年5月に凶弾に倒れたクイーンズのラッパー、チンクスの遺作。そのせいなのか、どこかメランコリックなムードがアルバム全体に漂っており、チンクスの刹那的なラップにもフィット。モンタナを筆頭にコーク・ボーイズの面々を中心に、客演には2007年に同じく銃死したライオット・スクワッドの同胞ラッパー、故スタック・バンドルスの名も。