ソウライヴのメンバーを中心にアダム・ダイチドクター・ドレーの新作にも参加したエリック・クームスなどなど、JAZZ~FUNK~HIPHOP~POPフィールドでそれぞれが活躍するまさにオールスターなLettuceも、かれこれ20年選手である。扇動的かつ有機的なライヴパフォーマンスが彼らの大きな魅力ではあるが、ここではその課外活動から得た多彩な音楽性でもってFUNKの境界を押し広げることに執心しているようだ。サイケデリックに鳴り響くギターやホーンセクション、そしてヘヴィなビートがそれを物語る。どちらにしても彼らが目指すのはFUNKの宇宙であり、未来なのである。

 


フジロックでの3時間ライヴも伝説となっている最強のファンク・バンド、レタスが3年ぶりに新作をリリース。ソウライヴのエリック・クラズノ(ギター)を中心に、ドレーの最新作やレディ・ガガら錚々たる面々の作品で演奏してきた凄腕ミュージシャンたち8名が集結して本気でヘヴィー・ファンク! JBミーターズの影響はもちろん、ヒップホップ通過後の音の鳴りは他の同系統バンドとは一線を画す仕上がりで腰にズッシリきます。