大阪は交野を根城とするヒップホップ集団の2作目。ひとクセもふたクセもある語り口のMC陣が顔を揃え、フリーキーでルーディーなラップが入れ替わり立ち替わりで現れる。スモーキーかつレイドバックしたトラックもたまらなく格好良い。SH BEATSのスペイシーなトラック上で5MCが個性を発揮する“Magic Motion”、メロウなエレピが心を捕える哀愁シット“心配すんな”など、充実しすぎの全9曲だ。