初っ端からインダストリアルな音に度肝を抜かれる。歌にも歪みがかかり、不穏さマックス! 続く“So Blonde”はメロディアスなオルタナ・ロック調で、彼女は冷めているようでいてサビで狂ったようにシャウト。かと思えば、淡々としたピアノに乗せて祈りを捧げるように歌う曲も。サウスダコタのシンガー・ソングライターによる2作目は、このように曲調も歌い方も振り幅の大きなもの。キャッチーなダークさがクセになる。