フィンランドのドラムンベース・アクト、マフラーによる12年ぶりのアルバムは、グルーヴィーなベースラインとロマンティックで凛としたシンセのコンビネーションで、リキッド・ファンクからアンビエントまで北欧のイメージに忠実な音世界を提示するもの。ただ、ラスト2曲では鋭いギター・リフや抒情的なメロディーでそれまでの流れを切り裂き、フィンランドのメタル大国としての一面も覗かせる!