ジュニア・リードの息子がアルバム・デビュー! 父上の代表曲を引用するというサーヴィス精神も発揮しつつ、気迫のこもったマイク運びでブラック・ウフル系譜のファンキー・レゲエやマイナー調のルーツ・ロックを乗りこなし、血統の良さを見せつけます。かと思えば、アイ・ウェインみたいなテンダー・ヴォイスで切ない恋心を吐露する場面もあり、親の七光りでは片付けられない存在感を誇示。素晴らしいの一言に尽きる!