10年ぶりに活動再開! ソロ・パートの透明感も、完璧なまでに美しいハーモニーも健在なのが嬉しい。序盤~中盤は世界発信を前提としたポップな内容で、うっすらとEDMを地に敷いたトラックも。だが、アイリッシュ・トラッドを全面に展開したインスト“Gerry's Reel”を皮切りとし、やはりトラッドな音色の“Harmony”など、後半では自身のルーツをしかと表明。そのバランスの良さも含め、文句なしの復活盤と言えよう。